繊細君の365日

不安障害と奮闘中です。成長を感じた出来事を記録してます。同じ様に苦しんでいる人と繋がりたいです。

「1時間」早く実験室へ行くことで生まれるメリット

こんにちは。オフィスや研究室その他の仕事場に通われている皆さんは、始業時間にその場所へ行かれていますか?

 僕は仕事場へいつもより1時間早く行っています。 私の場合有機化学を専攻している大学院2年生ですので、毎日研究室に通い実験をしています。研究室のルールで朝9時から19時まではメンバー全員が研究室に滞在して実験を行うという環境です。メンバーのほとんどは決められた時間ギリギリの朝9時に研究室入りするのですが、私は1時間早い午前8時に研究室につくように登校しています。今日はそんな私がなぜ1時間早く研究室に通っているのかを話していきたいと思います。

 

 

測定機器が空いている

1時間早く実験室に行くことで、測定装置を順番待ちせずに使えます。化学という学問において、化合物を合成してその物性を測定するという作業が実験の主な流れです。しかし、多くの測定装置は共有で使うものがほどんどで、混み合っている時は次の日まで待つということもざらではありません。朝少し早く研究室へ行くことでこのような状況を回避でき、実験を効率的に進めることができます。

人目を気にせず音楽でノリノリ

朝早く研究室へ行くと誰もいないので、音楽を流してノリノリで実験ができます。私の研究室では実験室での音楽は禁止されているのですが、そもそも人がいないのでバレません。朝からノリノリでスタートを切れるとその日一日が充実する気がします。これほんとです。試してみてください!

遅刻しない

毎朝1時間早く研究室に行くと遅刻する可能性がかなり下がります。この一番の理由としては、余裕を持った生活リズムに慣れているので、1時間寝坊したとしても遅刻にはならないからです。良く考えると当たり前のことですが、事実ですよね。

データの編集が捗る

話す相手が周りにいないので前日の実験のデータの整理が捗ります。私の研究室は学生が20人以上と大人数のコミュニティなので、朝一で話し始めるとあっという間に1時間が経ってしまうことなどが良くあります。一方で朝一人で研究室にいる場合、自分と対話でもしない限り黙々とデータ整理やその日の実験の計画が立てられます。朝のうちにこの作業をやって置くと実験が非常に効率良く行えるのでオススメです。

機動力が高い状態で実験できる

普段20人強で使用している実験室を一人で使うことができます。何かメリットがあるの?と思った方、想像してみてください。平日のデパートと、年始初売りのデパートでは買い物のしやすさが断然違いますよね?研究室での実験も同じで、人が多いとぶつからないように気をつけたり、溶媒の瓶を交代で使ったりと、実験操作以外にも膨大な神経を使うのです。体感的には半分の労力で実験ができます。しかも朝実験室に来て、合成を仕込むという労力を費やす仕事を朝にすることで、より疲れを溜めずに実験が行えます。

 

あげたらキリがないので、朝早く仕事場へ行くことのメリットはここら辺にしておきます。1時間とは言わずに15分早く行くだけでも毎日が充実してくると思います。是非試してみてくださいね!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!